香港はゼロコロナ政策でコロナウィルスのパンティミックの影響がほぼゼロでした。その香港がスティルスオミクロンBa.2によって突然、コロナの死亡率が世界1位の国になってしまいました。 一体何が香港に起きているか調べてみました。
Twitterに投稿した内容のまとめと補足になります。
結果
1.死亡者のほとんどは高齢者で、90%以上がワクチンの2回接種受けていない。
2.死因として急性脳卒中、急性心筋梗塞を挙げている。
肺炎などの肺に関わる死因がないことが不思議
3. 中国製のシノバックワクチンは接種後わずか3ヶ月でオミクロンに対する中和力は検出限界まで消失。 オミクロンが流行り始めた時点ではワクチン接種済みの香港の人々の重症化の予防効果はほとんど消えていた。
4. 香港の3-11歳のワクチン接種率は1回済49.0%、2回済2.9%です。
3-11歳の子供にワクチン接種を積極的に実施しています。
5.オミクロンの感染の陽性者数が爆発して症状の軽微の人も病院で隔離治療を行った。
そして病院のキャパがいっぱいになった。 その結果、本当に重症な患者の病院に受け入れられなかった。 結果として重傷者が治療を受けれずに死亡した。 香港政府見解と見なしています。
6.保健当局は、危機的な状態にあった5歳の少女を含む、400人以上のCovid-19の子供たちが病院で治療を受けていることを明らかにしました。 病院のキャパを超えていると病院関係者が言っている。
子供がコロナで入院という記事がニュースになっていました。
まとめ
コロナ、急性脳卒中、急性心筋梗塞と言えば、単純な連想は、コロナワクチン接種による副作用による死亡です。
また症状が軽微で済むはずの子供が多く入院している。 軽微なのに入院しているのか、重症になって入院しているかデータがなく不明である。
ワクチン未接種の高齢者の死亡が多いなら、死因に肺炎があってもいいはずですが、それが香港当局の発表にありません。 違和感を感じます。
更に脳の硬膜細胞のACE2数は心臓の8倍以上多い。急性脳卒中の理由も想像できる
そしてコロナウィルスとコロナワクチンは同じ様にACE2の喪失を引き起こす
結論は、香港でスティルスオミクロン Ba.2で死亡者急増の様子はまだよく分からない事だらけです。 香港当局による正確な死因に関わる詳しいデータがありませんでした。
今後も調べ続けます。
コロナワクチン接種による心疾患
過去のブログ記事でコロナワクチンによる心疾患のメカニズムを詳しく説明しています。
その記事は以下のURLで読めます。
https://jidaisay.kiraracare.com/2021/07/corona8.html
香港のコロナの死亡者数
香港はゼロコロナ政策が上手くいっていました。2年間で死亡者数は多分160人以下だったと記憶しています。 そのコロナウィルスのパンティミック下でほとんど影響を受けなかった香港でコロナによる感染者数と死者数が急増しています。
3月6日UPIのニュースによると、過去1週間で感染者数は約30万人、死亡者数は1,200人です。 日本の人口で換算すると感染者数は490万人、死者数は2万人弱になります。
たった1週間でとんでもない異常事態が香港で発生しています。
たった1週間でとんでもない異常事態が香港で発生しています。
香港と他国の比較
感染力の高いオミクロンは世界的に流行しています。 多くの国では感染数はピークを過ぎて低下中か収束と言えるレベルです。
その中で香港以外でオミクロンが感染が拡大している国は、香港、韓国、ベトナム、ニュージーランド、インドネシアです。 香港を除き、それらの国の死亡率はそれほど高くなっていません。
香港だけは特出して死亡者数が多いです。 死亡者の著しい増加は香港だけに起こっている異常事態です。
世界のオミクロンの感染拡大国
Fig.2はオミクロンの感染者数の国比較の図です。
確かに香港の感染者数は多いですが、韓国、ニュージーランドと同程度です。 しかし死亡者数に大きな違いがあります。 香港の死者数の異常事態を示しています。
Fig. 1 国別のコロナの日々の死亡者数の比較 100万人当たりの死亡者数 |
Fig. 2 国別のコロナの日々の感染者数の比較 100万人当たりの感染者数 |
香港衛生局の発表のデータ
下は香港衛生局の発表の正式データです。ワクチンの接種率と死因に関わるデータです。
Fig.3 香港のコロナワクチンの接種率
Fig.4 香港のコロナの死因について |
コロナワクチンの中和力の評価データ
論文PMC8893246によると中国製のシノバックワクチンの中和力(図の緑で表示)がファイザー製mRNAワクチン(図の茶)と比較して明らかに低い。ワクチンン接種後わずか3か月で検出限界まで消失。
縦軸がワクチンの効果の強度です。横軸は強度の分布の大きさです。
ワクチンの効果はグラフの縦軸の上にあり、その位置の横棒が長い程、効果が高いことを示します。
縦軸の下で横棒が長いのは弱いことを示します。
図の右端がオミクロンの中和力の評価データになります。下側の緑のグラフはシノバックワクチンを示します。 下の灰色が長いことで、シノバックワクチンの中和力が弱いことを示します。 ほとんど効果はありません。
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