更新日 2024年2月9日
はじめに
南枕で寝ると長期に渡り健康を維持出来たり、様々な不調から回復できます。最強のセルフケア法です。
南枕とは寝る時の姿勢で、頭を南に向けて寝ます。
南枕の有効性を科学で深く考えて、答えを明快に説明します。地球磁気と身体、原子の視点です。
私見で仮説です。
効果の確認
記事のオリジナル公開は2023年の1月で、それから1年後にこの効果の確認を書いています。
私自身は今は10年以上も南枕です。体調はいいです。
思い起こせば、一時期は西枕がありました。その当時は肩こりが酷く、体調も余りよく無かったです。
南枕を勧めた患者さんを見ると、南枕の効果はすごくあったと実感しています。
私は鍼灸師で患者さんにハリ施術をします。ハリ施術だけでなく、セルフケアに南枕を実施して貰うと効果が高まります。
それで今のキャッチフレーズは、何が何でも南枕
健康を維持するセルフケアの基本です。健康の土台となるので、南枕が無いと、どんな健康によい事をしても十分な効果は期待できません。
枕の方向を問診
記事の公開から、患者さんの枕の方向を問診するようになりました。
すると患者さん、体調不良で来るのが患者さんなので、長年の北枕、西枕、東枕が多い事が分かりました。それでハリ施術を同時にセフルケアの一環で南枕を勧めると、高い効果を確認できました。
うつ病やメンタル疾患の患者さんが普通に治る分には、いつも通りで変わりないのですが、それ以外の普通の筋肉疾患の患者さんでも効果はあります。
効果
特に成長期の若い患者さんでは、劇的な効果があります。効果は1月程度で現れます。
年齢を重ねて50歳の後半になると、肩こり、腰痛などの普通の筋肉疾患の患者さんにも
ちょっとしたストレスで不安が高まる事があります。それが多少のストレスでも負けないメンタルの強さが生まれます。
その他に外見の変化としては、身体の血行が良くなり、肌に潤いがでます。一種の若返りです。
特にメンタル疾患の患者では、生まれてからずっと北枕だったとか、西枕だったとか、今までで一度も南枕の経験がない人が多いです。それが患者さんです。
その患者さんでは南枕の効果が分かり易いです。それと私が鍼灸師なので、患者さんの身体に起きた変化を実際に見る事ができます。
記事追加 2024年2月9日
仮説の根拠の若干の見直し
記事の公開から1年が経ち、南枕の仮説の根拠に若干の修正をします。
見直し前(これまでは)
南枕にすると、地球磁気(地磁気と言います)の力で脳の興奮が取れる。それが効果の始点と考えていました。
始点と続く根拠は以下の通りです。
地球磁気(地磁気)の力で頭の血液が減って、足に血が集まります。
その結果、脳の興奮が取れて深い睡眠が得れます。
深い睡眠ができると脳の隙間が広がって脳の老廃物の排泄が高まる。
それで脳の修復機能が高まる。新生と再生が高まります。
見直し後
南枕にすると地球磁気(地磁気)の力で脳の静脈の排泄が高まる。静脈の血流が高まるとも言えます。それが始点です。
脳の興奮が最初でなく、脳の静脈の排泄の高まりが最初に起きます。
見直し前と後の結果は同じですが、始まりの説明は、見直し後の方がしっくりきます。
記事追加 2024年2月9日
南枕は最強のセルフケア法の出発点
南枕にすると地球磁気(地磁気)の力で脳の静脈の排泄が高まり、静脈の血流が高まります。
静脈と動脈とは毛細血管を通して繋がっています。静脈の血流が高まると、吊られて動脈の血流も高まる。南枕は脳の血流を高めます。
地球磁気(地磁気)の力で脳の静脈の排泄の高まり、脳のゴミが取れます。
同時に脳の血流も高まり、脳の修復機能が高まり、健康を維持できます。
脳脊髄液が脳内の老廃物を洗い流す
脳脊髄液からの水が脳内の老廃物を洗い流す考えは、2013年のサイエンス誌にロチェスター大学のMaiken Nedergaard博士がGlymphatic systemで提唱されました。
睡眠中に脳の隙間が広がり、脳の老廃物が洗い流されます。交感神経の興奮も下がると、脳細胞の体積が小さくなり、隙間が広がります。それで脳の老廃物を洗い流す、脳脊髄液の流量が高まります。
脳脊髄液の水が老廃物を洗い流し、その排泄パイプが脳と心臓間の静脈です。
地磁気と身体
厳密に説明するには原子のモデル、電子軌道、電子のスピン方向のバランス、共有結合、イオン化、ローレンツ力、生理学の詳しい説明が必要です。
その説明は、どうしても長く複雑です。それで文章化を躊躇っています。いずれ機会があれば文章化できればと思っています。
それらの理屈の詳しい説明は読むのが嫌になり、途中で止めます。それで私の治療院の患者さんには出来るだけシンプルに説明しています。 説明に若干の矛盾点もありますが、全体の理解を優先させます、ご理解をお願いします。それをこれから説明します。
地球磁気の流れの方向
みんなが知っているコンパスで方位を調べます。 Fig.1です。 コンパスの針の赤い部分は北を示します。言うもなく北極の方向が北です。
磁石のN極とS極が引き合います。 それでコンパスのNは北極のS極に引かれます。
注意しないといけないのは北極はS極で南極がN極です。
地表での地球磁気の流れは南極から北極に向かいます。 地球磁気の流れの方向が直感と逆です。それが科学的に正しい方向です。
ここを間違うとこれから理屈を何段も積み上げて作る、南枕の効果の正解が違って来ます。
Fig.1 コンパスで地球のS極とN極を調べる |
地球磁気に影響を受ける人
地球磁気を大きな磁石と考えます。磁石にくっつく鉄は強磁性体です。血液中の赤血球には鉄のモグロビンが含まれています。それで血液は地球磁気の影響を受けます。
磁場は鉄などの磁性体を引き付ける力です。その鉄を引き付ける力の方向は、地球磁気の流れの方角です。南から北が力の方向です。
厳密には地球磁気の影響を受けるのは、静脈中の赤血球のヘモグロビンだけです。
静脈の血だけが地球磁気の力により南から北の方向に引っ張っれます。
静脈中と地球磁気の関係は、この後の「地磁気の影響を受ける鉄ヘモグロビン」の節で詳しく説明します。
南枕
Fig.2の左側です。南枕にすると地球の磁気力によって、頭の静脈の血液を心臓に引き戻す力が高まります。Fig.2 の頭に書かれた青い矢印は、磁力が心臓に向っている事を示しています。脳からの老廃物の排泄力が高まります。
動脈と静脈は毛細血管を通じて繋がっています。静脈の排泄力が高まると、動脈の供給力も高まります。脳の血流が増えると言えます。
その結果南枕で寝ると、睡眠中ずっと血液のよる脳の脳内の新陳代謝が活発になって、脳細胞の新生と再生が高まります。
足が火照る
南枕の時に、足と心臓の間の静脈を考えます。地球磁気力は、心臓に戻る静脈の血液を妨げる力です。
布団に入って直ぐは足が火照ると、収まるまで寝るのが難しいです。その場合には、地球磁力によって足の血流が低下して足の火照りが減ります。それで入眠が促進されます。
副交感神経が優位
その後、睡眠が深くなるにつれて、副交感神経が優位になって血管は拡張します。血流が増します。足の血管も広がって足の血流が増加します。それで朝起きた時には足がポカポカしてしています。
足と心臓間の静脈の血流は、地球磁力が心臓に戻る方向の逆に引っ張ります。血流が一時的に低下しますが、その後の入眠中に副交感神経が優位になると血流が増ると考えています。
足と心臓間の静脈の血流は、地球磁力よりも副交感神経のよる血管拡大の作用の方がより高いと考えています。
入眠の最初に足の火照りが消えて、その後足が暖かくなる。南枕が作りだす足に対するメカニズムも理に適っています。
なんだかんだと言っても病気からの快復には十分な睡眠や深い睡眠が不可欠です。その睡眠が行えれば、自然治癒力が高まり人は病気から治っていきます。
北枕
死者は北枕にします。 生きている人は北枕をしません。
私はこれは先人の知恵だと理解しています。
先人には、現代物理で判明している原子レベルでの電子軌道やスピンの振る舞いまでの知識はありません。しかし数千年の長い年月を掛けて少しづつ得た経験の積み重ねが知恵となっています。
脳の静脈の排泄が減る
北枕はFig.3の左側の人です。青の矢印が地磁気で静脈の血液が引っ張られる方向です。
頭に書かれた青矢印から分かるように、青矢印の方向は心臓に向っていません。頭の上に向かっています。脳の血の排泄が低下します。老廃物が脳に滞留します。
勘違い
一見すると頭(脳)に血が集まっているように見えます。それで脳の治癒が進む効果が期待できるように見えます。
しかし地球磁気が影響するのは静脈の血液(ヘモグロビン)です。脳の静脈に注目すると、地球磁気は脳の静脈を滞させる力です。
血液の出口が詰まると新しい血液が入らない
静脈と動脈は毛細血管を通じて繋がっています。脳の静脈の排泄が高まらないと、出口が詰まって、動脈の血液を脳に入れる事ができません。動脈の血液が増えると、栄養と酸素も増えて、脳の修復機能が高まります。
脳梗塞や脳出血の回復にも脳の興奮を抑制して、排泄を高める必要があります。
脳の修復機能を高める
北枕では脳の老廃物の排泄を高める事が出来ないので、深い睡眠も期待できません。それでやはり南枕が一番治療効果を出せると考えています。
脳のゴミを出さないと、脳の修復機能も十分に働きません。
科学的な説明は出来たと考えていますが、納得できない人もおられると思います。
その時は、次の様に考えたらどうでしょうか?
先人の知恵を尊重して、生きている間は北枕はしない。
西枕
Fig.3の右側です。 地磁気は身体を横に流れます。 血液は左側の心臓側に集まります。
脳の部分で見れば、左右のバランスが悪いです。左脳(論理)分に血が多く、右脳(感情)部に血が少ないアンバランスです。
キララ鍼灸院に来られるメンタル疾患の患者さんには、なぜか西枕が多いです。
北枕から南枕に変えたら一時的に悪夢を見る
ツイーター(X)の投稿に北枕から南枕に変えたら悪夢を見たと投稿されていました。一件だけでなく数件の投稿を見かけました。南枕に変えるとよく寝れるので、そのようなことは無いはずです。何が起きているか考えました。
そう言えば、ベンゾジアゼピン離脱治療のアシュトンマニュアルの中に、ベンゾジアゼピンの離脱時に悪夢の症状が出ると書いてあった事を思い出しました。
ベンゾジアゼピンは脳細胞の活動を低下させることで、睡眠を促したり、不安を抑える薬です。それでベンゾジアゼピン離脱治療をすると、服薬中の脳細胞の低下から減薬や断薬により脳の活動が高まます。
そんなことからベンゾジアゼピンが脳細胞に与える作用と南枕での脳の状態の類似性から考えてみました。
理由
北枕はどちらかと言えば脳の血流の低下です。南枕は脳の血流の増加です。
今まで北枕であった人が南枕に変えると、睡眠中の脳の状態は、血流の低下から血流の増加への急激な変化です。マイナスからプラスへ振れ幅の大きい変化です。
脳の再調整
脳は大きい変化の再調整を行います。少し時間が必要です。
再調整が完了するまでは、多少の混乱状態も生まれます。
それで悪夢を見たりします。悪夢は1週間から2週間で消えと考えています。
もし長期の北枕の期間から南枕に変えると。脳は血流低下の悪い状態を完全に学習しています。血液増が脳の新しい状態として定着するのは、すなわち悪夢が消えるのは、4~6 週間掛かるかもしれません。
悪夢が消える時間の根拠は、
ヘザー・アシュトン教授 の(通称アシュトンマニュアル)の「ベンゾジアゼピン離脱治療のための手順書」中の「不眠、悪夢、睡眠障害」の節を参考にしています。
北枕は、脳の血流低下で、脳の修復機能も低下していたと言えます。南枕にして、再調整の混乱時期が終わると、脳の血流が増加して脳活動が高まり、修復機能も高まります。
ベンゾジアゼピンの離脱時
睡眠導入剤のベンゾジアゼピンの離脱時にも悪夢の症状が出ます。ベンゾジアゼピンは脳の活動を低下させる薬です。
減薬すると睡眠中に脳はより活動的になります。本来の脳の状態に戻ります。薬によって脳の活動が低下しない状態です。それで一時的に悪夢が生まれます。悪夢は通常それは4~6 週間で消える。脳の回復を示すサインです。
その悪夢のくだりをアシュトンマニュアルから引用すると、
==============
ベンゾジアゼピンによってもたらされる睡眠は、最初は元気を回復したような感覚があるかもしれませんが、正常な睡眠ではありません。
ベンゾジアゼピンは夢を見る睡眠(レム睡眠)および深い睡眠(徐波睡眠)の両方を妨げます。ベンゾジアゼピンが追加的にもたらす睡眠とは主に浅い睡眠であり、ステージ2 睡眠と呼ばれています。
ベンゾジアゼピン離脱の時に、悪夢を見て、夜中に頻繁に目を覚ますことがあります。これは不快ではありますが、ベンゾジアゼピン離脱の正常な反応であり、回復が始まっているサインでもあります。
レム睡眠の不足が取り戻されれば(通常それは4~6 週間後のことですが)、悪夢を見る頻度は減り、次第に消えて行きます。
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地磁気の影響を受ける鉄ヘモグロビン
体内のヘモグロビンは共有結合しているので、磁界の影響を受けない通説があります。広く医学会で言われているようです。しかしその一部は正しいですが、全体としては間違いです。
ヘモグロビンが示す強磁性の自然現象を使った脳内撮影装置が実用化されて、高度の医療現場や研究機関で広く使われているからです。脳内撮影装置はfMRIです。
ヘモグロビンが強磁性であり、磁界の影響を受ける事は、既知の事実です。その自然現象は20年以上前から医学界で撮影装置の動作原理として使われています。
fMRIの説明を引用します。*1)
fMRIの基本原理はボールド効果(Blood Oxygenation Level Dependency; BOLD)と呼ばれる現象です。この原理は、日本人である小川誠二博士により発見され、その功績により小川博士は2003年の日本国際賞を受賞されました。fMRIの出現により、これまで分からないことが多かった脳の働きを、詳しく安全に調べることができるようになりました。ヘモグロビンが酸素と結びついていない状態(還元ヘモグロビン)では、ヘモグロビンに含まれる鉄が磁性体として強く影響しますので、その周囲は暗く映ります。しかし、酸素がヘモグロビンの鉄と結びつくと(酸化ヘモグロビン)、鉄の磁性体としての影響が消えてしまいますので、その周囲は特に暗くなりません。このようにヘモグロビンと酸素の結合の程度によりMRIの画像の明るさが変化する現象が、ボールド効果です。
シンプルに言うと
身体の赤血球の鉄ヘモグロビンは酸素を運ぶ時は磁界の影響を受けない。しかし毛細血管から体細胞に酸素を渡した後は、磁気の影響を受ける強磁性体 になる。
静脈の血液(赤血球)だけが強磁性体であり、動脈の血液(赤血球)は違う。
要は身体の60兆個ある全細胞は磁気の影響を受ける。
静脈を流れる酸素を渡した赤血球は磁気の影響を強く受ける。
fMRIと地球磁気
fMRIは磁気を使って、脳画像を撮影する装置です。地磁気も同じ磁力です。
それで静脈の血液(赤血球)は地磁気力の影響を受ける。
具体的には地磁気力の方向に、静脈の血液(赤血球)を引き付けます。それで南枕にすると脳と心臓間の静脈の血液(赤血球)が心臓に引っ張っぱられる。静脈の血流が高まります。
ピックエレキバン
ピックエレキバンが毛細血管のある皮膚に貼ると、局所的な血流の増強になって身体が楽になります。それは酸素を受け渡す毛細血管部でヘモグロビンは強磁性を示すからです。
ピックエレキバンの磁気が血液を引きつけるからです。
磁気ネックレスや磁気ハンドバンドの効果も説明です。
局所的な血流の増強と治癒
患部の皮膚にピックエレキバンを貼る。
酸素を受け渡した血液がより皮膚に引き寄せられる。
表皮近くの細胞で還元ヘモグロビン(酸素と結びついていない状態)の排泄が高まる。
排泄ができると新しい酸化ヘモグロビンが入る。
その血液の排泄増強、続く新鮮な血液の流入のサイクルが加速されます。
それで患部の治癒が進むと考えれます。
地球磁気の強さをピックエレキバンと比較する
地球磁気の磁力の大きさは大体ピックエレキバンの磁界の強さの1/30から1/50の強さです。
ピックエレキバンの磁力が影響を及ぼす範囲は、推定ですが、僅か広さ1㎜程、深さも1㎜程度だと考えています。
しかし地球磁気は全身を広く貫きます。
影響を与える磁力の総量はとんでもなく大きいです。
身体の細胞ひとつひとに掛かる地球磁気の量は少ないですが、総量では多いので、地球磁気はジワリジワリと身体に作用します。
もし慢性疾患であれば、何かの変化が分かるには1月から3っカ月は掛かると思います。
地磁気の影響を受ける身体のミネラル
地磁気の影響を受けるのは実は赤血球だけでなく、血液のイオン化した原子や、身体構成する主要ミネラルも影響を受けます。 いずれ理論編で詳しく説明します。
植物と地球磁気
植物も地球磁気の方位の影響を受けることが、多くの研究で明らかになっています。
名古屋大学の宇宙地球環境研究所のホームページから引用すると *2)
植物の根や葉っぱが地球の磁気の方向に対して敏感に作用することが、小麦、キュウリを始め、多くの植物に対して調べられています。種子の幼根が磁気の南を向く時に、発芽の割合が高いです。玉ねぎに強い人口の磁場を与えると枝根、分岐根などの異常発生が確認されている。
南枕の適応について
2)長期的に認知症の発病の予防と発病を遅らせる事ができます。
アルツハイマー型認知症では、
脳の活動によりアミロイドβが作られます。脳活動による老廃物です。生きている限り老廃物のアミロイドβの形成は避けられないと考えています。アミロイドβの蓄積がタウ蛋白質の蓄積を生み、タウ蛋白質が実質的な認知症を引き起こします。
老化と共にアミロイドβの蓄積が避けれません。老化による認知症も避けられません。
出来る事はその発病時期をずっと遅らせる事です。老衰で死ぬまでアミロイドβの大きな蓄積を先延ばしできれば、認知症にならず勝ち逃げできます。
南枕にして、脳の老廃物の排泄を高めると実現できます。
詳しい私の記事があります。詳しくはそちらを読んで下さい。
3)うつ病、癲癇(てんかん)、低周波過敏症、パニック症、強迫性障害などのメンタル疾患、脳疾患を改善させることができます。
癲癇(てんかん)は脳の一部の過剰興奮で引き起こされます。それを抑える薬を長期服用します。薬は脳の興奮を抑制する(細胞の活動を低下させる)悪名高いベンゾジアゼピン系です。その長期服用は健康の長期維持を妨げます。それが現代医療ですから、問題があります。
脳の興奮を抑制するなら、南枕にして睡眠すれば脳の血が減ってベンゾジアゼピンの効果と同じか、それ以上の効果が期待できると考えています。 私見です。
4)起立性調整障害を改善できます。
推測ですが、西枕、東枕を成長期に長期続けると、身体の半身のバランスが悪くなって背骨が曲がってしまうのではと思っています。カルシウムは地磁気の影響を受けます。
推測ですが、西枕、東枕を成長期に長期続けると、身体の半身のバランスが悪くなって背骨が曲がってしまうのではと思っています。カルシウムは地磁気の影響を受けます。
以前に来院されていた中学生の男子が、ハリと食事法で症状がかなり改善できました。 しかし完治させる最後の詰めが出来ませんでした。 それで南枕を提案しました。 施術をしない放置状態だったですが、半年ほどしたらすごく元気になりました。
男子を取り巻く生活環境も大きく変わったので、一概に南枕が全てとは言えませんが、無料のセルフケアなので、治療法がなく困っておられる全国の起立性調整障害者や親御さんはやる価値はあると考えています。
しかし今ある、首、肩、背中周りの筋肉のコリは取った方が回復は早いです。
キララ鍼灸院でコリを効果的に捕れます。
5)サッカー、交通事故などの頭部打撲による脳震盪の治療
脳震盪の治療法のキーは安静です。現代医学では脳震盪の脳の状態の診断はできますが、治療で提供できるのは安静、それだけです。
脳震盪の治療法のキーは安静です。現代医学では脳震盪の脳の状態の診断はできますが、治療で提供できるのは安静、それだけです。
だったら南枕は有効です。
6)脳梗塞、脳出血で緊急入院時の回復期間を短縮できます。
脳の興奮を鎮め、脳内の老廃物と出血を排泄して、細胞の再生を高めることができます。
7)入院期間を短縮できて医療費を抑制できます。
8)脳梗塞や脳出血の予防
9)東洋医学の「気」が科学的に説明する
今まで正体不明であった「気」を科学的に説明する手がかりができた気がします。
「新しい量子力学」の知識で説明が出来そうです。
10)簡単にできる無料のセルフケアです。
記事は脳医学の学術的見地から書いた「慢性的な脳の血流低下が脳内炎症を引き起こす」です。5年半前の2017年の6月に書きました。今でも古さを感じない内容です。ぜひ読んで見て下さい。
南枕の効果を高める枕無し
「南枕で寝る」+「 枕無し or 低い枕 」で寝る
理由
睡眠中に脳脊髄液が脳の老廃物を洗い流してくれます。 その洗い流す水圧を作るポンプは心臓の拍動です。 頭が心臓よりも高い位置にあると洗浄圧力が下がります。 それで効率が悪化します。
首と胸部を真直ぐにすると、頭、首、胸の繋ぎ部分で脳脊髄液の排泄と頚静脈の流れがスムーズでなって排泄の効率が高まります。
枕無し or 低い枕 の理由の詳細
キララ鍼灸院のホームページ内の記事で詳しく説明しています。 詳細はそちらをお読み下さい。記事は脳医学の学術的見地から書いた「慢性的な脳の血流低下が脳内炎症を引き起こす」です。5年半前の2017年の6月に書きました。今でも古さを感じない内容です。ぜひ読んで見て下さい。
https://kiraracare.com/brain_blood.shtml
2)地磁気50のなぜ 名古屋大学
風水関係者の間違い
ネットで北枕を検索すると風水関係者が北枕を勧めています。地球磁気の流れで頭の気が足に落ちる。それで北枕が良いと言っています。気についての科学的な言及はありません。
その考えに致命的な間違いがあります。考えの出発点の最初に大きな間違いがあります。
地表での地球磁気の流れが北極から南極から向うと言っています。まったく逆です。
地球磁気の流れは南から北が正解です。
恐らく風水の重鎮が最初に言い出して、それを関係者は疑う事もなく、コピペーしてネットに広めた結果だと思います。
資料
1)磁気で生体内を診る
https://sites.google.com/site/niinfncgg/references/volunteers/ci-qide-sheng-ti-neiwo-zhenru
名古屋大学の宇宙地球環境研究所のホームページに
https://www.isee.nagoya-u.ac.jp/50naze/chijiki/44.html
更新情報
1)南枕の根拠の修正と大幅な加筆等、効果の確認の節を追加)
2)南枕、北枕の図も変更しました。静脈に与える地球磁力の力の方向を示しました。
2024年2月6日-2月9日
コンテンツは全てオリジナルです。引用は明記しています。
著作権保護に配慮をお願いします。キララ鍼灸院 札幌市中央区
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