投稿

4月, 2021の投稿を表示しています

第4回 うつ病(脳の傷)を治す脳神経幹細胞
( 鍼灸のハリ施術でうつ病を治す )

イメージ
私達の身体には、うつ病の脳の傷を治す仕組みが備わっています。 自然治癒力です。 その脳の自然治癒力の具体的な担い手は、神経幹細胞という万能の細胞です。 その神経幹細胞が健やかに育つと脳の傷を埋めてくれます。 *1),2),3),7) 今回の記事では、うつ病の脳の傷を治す脳の神経幹細胞を説明します。 過去の関連記事のまとめ 今回の脳神経幹細胞の内容がよく理解できるように、「鍼(ハリ)でうつ病を治す」の連続記事の1回から3回までを内容をまとめます。  うつ病は脳の傷によって作られています。 その脳の傷を作るのはストレスです。   ストレスがあると脳内ではストレスから身体を守るために抗ストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールと言います。 コルチゾールはおおまかには有名なステロドと同等です。   短期間であれば、コルチゾールはストレスから身体を守ってくれます。 しかしストレスが慢性化すると、コルチゾールが止まらずに出続けて、今度は脳細胞に傷をつけます。 うつ病を作る脳の傷ができます。 *3) ストレスの慢性化で生まれるのが脳細胞の傷と筋肉のコリです。 脳細胞の傷はうつ病そのものですが、筋肉のコリは脳の傷を悪化させたり、回復を妨げます。 詳細は下の目次から関連ページを見て下さい。 目次(テーマごとの ページ ) 今回の記事に関連するこれまで連続記事の目次です。 第1回  まえがきと目次と概要 第2回  うつ病は脳の傷 第3回  ストレスが脳の扁桃体の傷を作る            第3b回  ストレスが筋肉のコリを作る 神経幹細胞が脳の傷を治す 従来、脳の細胞は一度傷つくと治らないと考えられていました。  しかし最近の医学情報では、手のひらの傷が自然と治るのと同じように脳細胞の傷も治ることが既成事実として語られています。  その脳の傷を治す中心的役割をするのが神経幹細胞です。 ちなみに手のひらの傷を治すのは皮膚の幹細胞です。 神経幹細胞は脳細胞の赤ちゃんのようなものです。 その赤ちゃんがしっかり育ち成人になると脳の傷を埋めてくれます。 そしてうつ病が治ります。 ストレスが脳の傷の回復を阻害する 神経幹細胞は赤ちゃんのようなものですから、弱い存在で、しっかり守ってあげる必要があります。  かよわい赤ちゃん 24時間途絶えることのないストレスが続くと、コルチゾールは脳神経を委

第3回 ストレスが脳の扁桃体に傷を作る
( 鍼灸のハリ施術でうつ病を治す )

イメージ
ストレスが脳の傷を作り、それがうつ病を作りだします。  ストレスと脳の傷の関係を最新の脳科学の論文の情報をつかい分かり易く説明します。 脳の傷の発生メカニズム 元東北大学教授の松澤大樹先生は、脳のMRIイメージ図を分析して、うつ病は脳の傷と言われました。 1990年の前ごろからです。 当時はうつ病の脳の傷の発生メカニズムは分かっておりません。 それから30年が経過しましたが、その詳細までは未だに分かっていません。 しかしある程度判明していることがあります。 それはストレスにより脳の扁桃体に現れる現象です。 それらに関係するストレス、扁桃体、コルチゾール、受容体のキーワードを説明します。 扁桃体 扁桃体は海馬の尖端に位置するアーモンドような形です。  それは連続するストレスにより脳の扁桃体が過剰興奮します。 これにより扁桃体が肥大化します。 扁桃体は感覚と感情を束ねて記憶に作用をさせるところです。 それで知覚と感情が過敏になります。 うつ病ではその扁桃体に傷できます。  脳の扁桃体の形はアーモンドと似ています コルチゾール ストレスから身体を守る為に、脳内では抗ストレスホルモンが作り出されます。 それはコルチゾールと言います。 短時間のコルチゾールの分泌は身体を保護します。 長時間のコルチゾール分泌が続く場合は、連続ストレスが続く場合です。 そうなるとコルチゾールが今度は身体に害を与え始めます。   海馬周囲(扁桃体も入ると考えています)の神経細胞を委縮させて、細胞死を作りだすことが分かっています。 これが脳の傷です。*1),2),3),4) 扁桃体に傷ができるとうつ病を引き起こすます。 受容体は家電製品のスイッチ 受容体を例えると細胞のスイッチのようなものです。 家庭にあるいろいろな家電製品のスイッチと似ています。 家電製品のスイッチもいろいろあります、スマホのスイッチだったり、電気ボットのスイッチだったり、TVのスイッチだったりします。  同じように細胞にもいろいろなスイッチがあります。 スイッチがついている場所にも違いがあります。 細胞の表面についているスイッチや、細胞の内部にあるスイッチもあります。 ストレスに対しては、細胞内にコルチゾールのスイッチがあります。 コルチゾールの受容体です。  扁桃体のコルチゾール受容体 海馬と扁桃体の細胞