それを自分で確かめてみました。
コロナワクチン接種後のアナフィラキシー発生率を米国と日本で比較
データは、米国はCDC(米国疾病対策予防センター)、日本は厚生労働省のそれぞれの正式資料からです。
結論は、米国と日本のアナフィラキシーの発生率はほぼ同じです。
米国: 投与 100 万回あたり11件 *1)
日本: 投与 100 万回あたり13件 *2)
169 件/13,059,159 回接種
日本と米国は同じブライトン分類レベル1~3の発生件数です。 正しく比較ができます。
米国の資料にはデータに使われたアナフィラキシーのレベルの厳密な明記はありません。しかし資料の文章から推測すると分類レベル1~3の件数となっているようです。ブライトン分類レベルは1が最重度、数字が大きくなるにつれて軽微になります。
アレルギー源を風に見た立てて、過剰反応する船を連想 40038によるPixabayからの画像 |
米国と日本の国民の体重差は関係ない
米国と日本の国民に大きな体重差があります。 特に日本の女性は世界的にも痩せています。 アナフィラキシーの発生率に差がないということは、体重差はアナフィラキシーの発生に関係がありません。
直ぐには信じれませんが、データではそのようです。
また専門家も体重は関係ないと言っておられます。
日本のアナフィラキシー発生率が高いと言われていた理由
症状の軽微なブライトン分類レベル4と5が含まれた件数で比較されていたと推測されます。 その数は約1000件弱です。1157 件/13,059,159 回接種
=> 投与100万回あたり89件
となり米国の11件と比べてかなり多い印象になってしまいますが、同じレベル同士の比較ではなく、正しくはありません。
参考資料
1)Allergic Reactions Including Anaphylaxis After Receipt of the First Dose of Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine — United States, December 14–23, 2020 Weekly / January 15, 2021 / 70(2);46–51
2)厚生労働省新型コロナワクチンの副反応疑い報告について
コンテンツは全てオリジナルです。引用は明記しています。
著作権保護に配慮をお願いします。
Copyright © 2021 JidaiSay
0 件のコメント:
コメントを投稿